2011/04/19

4月17日(日)安穏朝市は春うらら

葉桜の黄緑が目にしみる、ぽかぽかでのどかな春の日。新鮮なお野菜や果物、お花、手作りパンや焼菓子、桜染めや藍染めなど、安穏な品々と人々で賑わいました。 


初出店!五穀からなる「おやつ」の“はつたもの”さん。国産小麦粉、野菜や小麦粉からおこした自家製酵母を使い、砂糖ではなくドライフルーツなどで甘味をとったパンやケーキ、焼き菓子が並びます。噛めばかむほど味わい深く、ゆっくりカラダにしみわたるおいしさでした。 

初出店。セカンドリーグさんから桜染め、さくら茶。この季節ならではの商品です。桜で染めたストールはほんのり桜色の自然で優しい風合い。さくらと抹茶をあわせたさくら茶も春味でした。

黄色やピンクの植物の色が目にまぶしい!“花代”さんの鉢物。春はちゃんと来てくれましたね♡♡♡

パルシステム セカンドリーグさんから“R60食べて産地を支える会”。茨城や千葉の生産者さが、たくさんの新鮮なお野菜を携えて来てくださいました。風評被害で安全なのに市場に出回らない野菜たち。食べて産地を支援することに協力していきたいと思います。

“自然野草生活”の前田さん。被災地支援で気仙沼に行かれたそうです。まわりに生えてるよもぎで作ったお団子、はこべやおとぎり草のお焼きや、水のいらない大根もちなど、知恵と工夫の支援をされたそう。まわりにあるものだけで十分生きていけるのよ、と知恵を伝授してもらいました。 

“花とハーブの里” 青森県六ヶ所村と瀬戸内上関から、ひじきやビワ茶。漁業や農業を守るために30年間も原発に反対してきた地元の人たち。ここまで人々の暮らしや自然を脅かす原発はもういらないよ。まずは新規に建設予定の上関原発と、トラブル続きの六ヶ所村再処理工場を どうにかして止めたいものです。

さて問題です。日本の国内の総発電量に占める自然エネルギーの割合は?ニュージーランド70%、ドイツ30%に比べ、日本はなんと、たったの1%しかない!原発や石油に依存しなくとも、太陽や風や水の力から生まれる電気をありがたく使いたい。毎月出店の“サン・エナージ”さんは、家庭のソーラーシステム設置について懇切丁寧に相談にのってくださいます。助成金など上手に使って家庭から少しでも脱原発を。

そうそう、エネルギーだけでなく、食べ物も少しは自給をめざしたい。“midorinokaze”さんのおやさい畑セット。近くに畑がなくてもベランダで安全・おいしい野菜が作れます。土、種、木製コンテナと年間スケジュールやトラブル相談までセットになっています。

とはいっても、毎日の放射線量も気になりますね。空を飛び交っている放射線ヨウ素対策として有効といわれている昆布。“いとう乾物店”の根昆布粉末は力強い味方です。

都内や関東圏の水道水からも放射線値がでてしまいました。水には炭をいれるのが効果的といわれ、都内の店では炭が慢性売り切れ状態とか。岩手県“軽米町”からの貴重な炭。砕いてガーゼにつつんで水に一晩入れておくと炭がヨウ素を吸着してくれるそうです。 


もっと本格的に水の浄化を考えたい方には、“シューコーポレーション”さんの浄水器。自然の原理を活用した活水システムです。ヨウ素に対応するフィルターもありとのことでした。

汚染された土壌は、ひまわりが浄化してくれるそうですね。“ライフメイト”さんより、お部屋やバルコニーで育つ植物栽培キット。ひまわり、パセリ、バジルがあります。ちょっぴり芽を出した様子がかわいいです。

セカンドリーグさんから藍染めのスカーフ。藍を身につけると、カラダの中から浄化作用があるそうです。植物の力はありがたいです。


ホッとしたいときには"yamna"さんのマクロビおやつ。卵、牛乳、砂糖不使用の安全でおいしいパンや焼き菓子です。アワとレーズンのマフィンや、オリーブのケークサレなど、オリジナルレシピの工夫をこらしたものばかり。毎月が楽しみです。


野菜をたっぷりとりたい人には“ドレミファーム”さんのサラダセット。ハーブやラディッシュ、ミニ人参他たくさんの春野菜がつまってます。野菜の味がしっかりしているので、オーガニックのオリーブオイルと塩だけで十分。
“空ト風ニ”さんから野菜ジャム。トマト、玉ねぎ、にんじんのジャムです。カレーやパスタソースなどお料理の下味にも使えそうです。甘いジャムが苦手な人にもおすすめ。パンにそのままでおいしくいただけます。

南信州から“空ト風ニ×生活菜園”さん。長野県が国内生産量NO1という、信州の気候風土にあったアスパラは太くてジューシー。ゆでても炒めても◎でした。

“すえざわちはる”さんの手作り旬のジャムとオーガニックリネンの手作りアームカバー。今月のジャムはネーブル&ミント。甘酸っぱいネーブルとすっきりミントのマッチングが美味。おしゃれなアームカバーもこれからの季節、自転車乗りや畑仕事に重宝しますね。

今日も仲良しファミリーでご出店の、無化学肥料・無農薬野菜“ちゃき自然農園”さん。ご家族の優しい感じが、お野菜や店構えから漂ってきてほっとする一角です。


おつまみもなるべく添加物の使ってないものにしたい。“ネイチャーズ・ファイネスト”さんの無添加さきいかや、黒糖かりんとう。このかりんとうはちょうど良い甘味で、常備しておきたいおやつです。

歌舞伎座や演舞場にも出入りしている“長谷川松峰”さんのオリジナル手ぬぐい。反物でいろいろあるある。選ぶだけで一日が終わってしまいそうです。


青空治療院、針治療の池野さん。針といってもつぼに貼るだけの自分でもできる簡単治療です。これでしっかり元気になりましょう!

次回安穏朝市は5月15日(日)8時から14時です。