2010/12/16

12月8日(水) 冬晴れの安穏朝市です。

12月8日(水)東京が今年一番冷えた日、寒さにふるえながらも心はあたたかな安穏朝市、岩手県から長野県まで、40店舗の出店で賑わいました。

岩手県の最北端藪川からイーハトーブ農場長の上野さん。いつも、珍しい山菜やきのこ、木の実など貴重な山の幸をもってきてくださいます。今回のお薦めは、醤油と麹と青唐辛子で漬けた手作り一升漬け。ご飯と食べても、おつまみでもなんでもOK。辛党には癖になるおいしさです。

空ト風ニさんのコーディネートで、千葉県いすみ市から米粉マフィンのネココロさん。卵、バター不使用、無農薬の米粉、てんさい糖など安心素材で丁寧につくられています。ふんわりもちもち、絶妙な甘さで、心身にじんわりしみわたるおいしさ。私はこのマフィンの大ファンで、夢にでてきたくらいです。

空ト風ニさんのコーディネートで、長野県飯田市からハナビラタケというきのこ。カラマツの針葉樹に発生するようですが、その希少性から幻のきのことも呼ばれていたようです。炒めても、きのこご飯にしてもこりこりした食感と旨味がおいしかったです。

こちらも空ト風ニさんのコーディネートで、長野県飯田市から生活菜園さん。信州に江戸時代から伝わる松本一本ねぎや赤ねぎ、ホワイトスター、ねぎにも色々な種類があって楽しいですね。


野草や植物を使った養生料理と自然療法のまえださん。くこ、うり、菊花、四角豆、ムラサキイモ、、、それぞれの効用や調理のしかたなど、まるで魔法使いの杖のよう。すべてご自分の畑で育てたものか、自然のなかにはいって採集してきたものだそう。1時間でも話がつきない知恵の宝庫です。
雪深い新潟県南魚沼郡とちくぼ村から、とちくぼパノラマ農産さん。
はざがけ天日干しのお米はもちろんのこと、清い山の空気と水で育ったお野菜もとってもおいしいです。今回はつるで手作りしたかごも持ってきてくださいました。

地元築地の八百屋ファーマーズネットさん。栃木県小山市の有機農業の会のお野菜です。しゃきっとした食感とあまい根っこのホウレンソウがおいしかったです。

手ぬぐい絵師、長谷川松峰さんの手ぬぐい反物。日本舞踊などのお披露目で特注で作ったもの余剰分を、安価でだしてくださいます。オリジナル、1点もの、様々な文様あり。選ぶのが楽しいですね。

茨城県石岡市から、無農薬、無化学肥料栽培。土地のもつ力を大切に植物本来の持つ力を引き出して、丁寧に作られたお野菜たちです。

“この間買った大根がおいしかったのよ~”と、わざわざ横浜からお越しくださったお客様。毎月楽しみにしているわ、との嬉しいお声をいただきました。

四国でお父さんが無農薬で栽培する果物をまるごと使った手作りジャムのすざわちはるさん。マーマレード、イチジクとラム、かきとシナモンなど、スパイスやお酒でぴりっと一味ちがいます。空ビンのひきとりもしてくれるエコジャムです。

茨城県石岡市から有機無農薬野菜のむすび農園さん。初出店です。農園主の阪本ご夫妻は
農業以外にも地域通貨等のイベントや、グリーンツーリズム、援農など様々な取り組みをされてます。奥さんは出産直前。今頃元気な赤ちゃんがでてきてるかな。

神奈川県川崎市から、自家焙煎のフォレストコーヒーさん。地元でコーヒー店を営んでらっしゃいます。朝はいれたてのコーヒーが嬉しいですね。長野や群馬から、試食を重ね吟味された産地直送のドーナツやアップルパイも並びます。
高知のこなっちゃんからは、お部屋で育てる“しいたけくん” 原木シイタケです。お部屋において、毎日成長を楽しみつつ、おいしくしいたけもいただける。とってもかわいくてギフトにも最適。かわいい~という歓声と、人がたえなく大人気でした。

大豆レボリューションで有名なトージバさん。様々な種類の豆や納豆、発酵食品が並びます。小豆の種とりをしている姿は、ちょっと前の日本の暮らしそのまま。種とりって、やってみても、見てる方もなにかホッと腑に落ちる作業ですね。

千葉県柏市より、赤峰さんの炭素循環農法栽培で野菜づくりをしている高橋農園さん。さといもと小松菜をだしていただきました。土、虫、草、微生物のバランスと調和で丁寧な野菜作りをされています。


福島県飯館村からおひさまやさん。手作りのえごま油や果実シロップ、ジャム、漢方など、ここにしかないものが揃ってわくわくします。出展者の管野さんのお父さんがワラで作った“みの”もすごい。どうしても絶やしてはいけない技です。
おひつカバー等、ワラ細工を予約受付してくださいます。


伊豆大島から船に乗っていらした、伊豆大島アグリクラブの皆さん。特産品のあしたばです。元気な売り声にいつも人がいっぱいで、賑やかでした。

埼玉件松伏町から有機無農薬野菜のミッキーさん。 4月からずっとでてくださってます。大きな白菜は、鍋で食べても漬物にしても、みずみずしく美味です。
山谷労さんのブース。景気低迷で世の中の仕事が減っている昨今、年末年始の越冬の取り組みの説明ブースとカンパよびかけのブースをだされました。朝市のちらしも一緒に配布してくださいました。

オーガニック素材によるこけだまや山野草の盆栽のmidorinookazeさん。お正月定番の松や南天のこけ玉です。ワークショップでこけ玉作り体験教室も開催してくださいました。お正月気分が高まります。

もういくつ寝るとお正月♪ということで、今年4月から始まった安穏朝市も、9回を重ねました。段々地域にも根付いてきて、出店者さんやいつも来てくださるお客様とは、毎月1回は必ず会える親戚みたいな感じで、毎月、待ち遠しい。

次回は1月16日(日)8時から。安穏体験がまだの方は、是非遊びにきてください。

みなさん、今年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします!